OUT

お一人さまアラサー社畜が、思いつくまま好き勝手に書いています。

カラーリング

カラーリングの臭いって、なかなか消えないですよね。

鼻にツンと直撃してくる、あの独特な臭い…何とかならないものだろうか。

 

先週の土曜日に、美容院へ行ってきました。

私は、とにかく髪の毛の量が多いので、こういう、じめじめした時期は、四方八方にうねうねとハネて、湿気測定器と化します。

朝、しっかりセットしているのに、しばらくすると、うねうねしてくる髪の毛…量も多いものだから、頭にモップでも被っているかのようになる。

うねうねしているモップヘアーに耐えきれず、お給料も貰ったし、速攻で駆け込みました。

お店には、十年以上通っているので「いつもの!」が通じるのです。

「早く、このモップを削ぎ落として!!」と、バッサリと、ショートカットにしてもらいました。

十代の頃は、腰の辺りくらいまで伸ばしていたのですが、思い切ってショートカットにしてから、手入れのしやすいこと!

今では、迷わずショートカットにしてもらっています。

いつもカットをしてくださる美容師の方は、きれいにカットしてくださるのですが、少々荒っぽい。

シャンプーの時なんて、力が強くて、頭皮の細胞が潰れるんじゃないかってくらい、ごしごしされる。

「痛い」って主張しようとしたのですが、水の音でかき消され「え、痒い?」と、さらに、ごしごしされました。

多分、頭皮の細胞が、いくつかお亡くなりになった。

終わった後に、毎回「痛い」って伝えるのですが、毎回、力強くごしごしされる。

シャンプーの前に「力加減は、ゆるくで!」とお願しても、やはり力強い。

本人は、ゆるくしてるつもりらしいです。

握力が強い方なのだろうか。

十年以上このやり取りをしております。

もう、いっその事、シャンプーの際に拡声器を使って「痛い、痛い」と主張したい。

もう、いっその事、自分で洗い流したい。

 

あ、カラーリングの色は、アッシュブラウンにしてもらいました。

アラサーになる前は、明るい色にしてもらっていたのですが、アラサーになってからは、落ち着いた色に変更。

年相応の色が一番。

若く見られたい。若くありたい。という欲望はふつふつと湧いて出てくるのですが、髪の色も服装も、自分の年齢より若くするのは、ちょっと違うかな。って思っています。

髪の色も服装も、年相応が一番自然。

髪を染めてもらっているときも、荒っぽいので、液が飛んできて、持参していた本に、染み付いてしまった…。

帰宅してから、一生懸命落としたのですが、色は薄くなったけど、完全には落ちませんでした。

美容師の方は荒っぽいけれど、きれいにカットしてくださるので、通っています。

お店は一人で経営をされていて、還暦を迎えられ、経営するのも体力的にも辛いからと、来年からは、休みの日を増やすとのこと…。

店を閉める。と言われるまで、通うつもりです。

 

 

追記。

最近、Netflixドラえもんの映画を観ています。

昨日は【ブリキの迷宮】を鑑賞。

発展した文明を持つ、チャモチャ星という星に住む人々は、ロボットが何でもやってくれるので、生活の全てをロボットに任せてしまっていた。

発明するのもめんどくさいからと、便利な物を発明してくれるロボットを作成。そのロボットは、もっと生活が楽になるように、歩く必要もないカプセルを発明。

チャモチャ星の人達は、そのカプセルに入って、移動したり、何か物を取るのもカプセルに搭載された手で取ったり、そのカプセルの中で生活を続ける。

全ての仕事をロボットに任せているから、人間は毎日が日曜日。

しかし、そのせいで人間の身体は衰えてしまい、最終的にロボットの反乱により、国をロボットに支配されてしまう。

ロボットに支配されてしまったチャモチャ星を、ドラえもん達が救う。というお話。

ロボット達との戦いにより、国の建物は壊され、めちゃくちゃになってしまった。

ロボットに支配され、めちゃくちゃに壊された国の姿に、国王は「何もかも、失ってしまった」と絶望に打ちひしがれる。

国民の一人が、そんな国王に「これからは、人間が人間らしく生きれるようにしましょうと」言葉をかけた。

映画を観ていて【人間が人間らしく生きる】という言葉が、重くのしかかりました。

この物語はフィクションだから。と軽く流せる内容ではないと思うのです。

 

人工知能の研究開発で、ニつの人工知能に会話をさせていたら、独自の言語を生み出し、話し始めた。人間には理解しがたい言葉を話すニ体のAIを、開発チームは、人工知能のマシンラーニングプログラムを強制終了させた。

この話は、アメリカのメディアが大々的に報じていたので、有名ですよね。

 

最近では、こんな話も。 

gigazine.net

 

 

そして、この映画を観ている時、内閣府がホームページに載せている【ムーンショット目標】を思い出しました。

ムーンショット目標1 2050年までに、人が身体、脳、空間、時間の制約から解放された社会を実現- 科学技術・イノベーション - 内閣府

あ、ムーンショット目標は、以前にも、ブログで書きましたね(笑)

ムーンショット目標が実現されれば、とても便利な世の中になるけれど、便利や生活の豊かさを求めた先に、人間としての…生き物としての幸せはあるのだろうか。

 

【人間が人間らしく生きる】

この言葉が、とても重い。

 

…て、ドラえもんの話から、逸れてしまいましたね。

コンピュータウイルスによって、機能を停止させて、チャモチャ星の人達を救ったドラえもん達。

自分と同じロボットを、コンピュータウイルスで破壊したドラえもんは、内心どう思っていたのだろうか。

ドラえもんの心情を想像したら、なんとも複雑。

 

この映画が公開されたのは、1993年…30年前の映画なんです。

30年も前から、まるで、警告をするかのような物語を描いた、藤子先生が凄過ぎる。

ドラえもんは、色々と考えさせられる話が多いですよね。