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お一人さまアラサー社畜が、思いつくまま好き勝手に書いています。

念願の遊覧船

去年の十ニ月の記事に、浦富海岸・島めぐり遊覧船に乗りたいと書きましたが、昨日念願の遊覧船へ乗ってきました!!

現在、仕事が忙しく…一日しか休みがないので、正直どうしようかと、迷いましたが、気分転換の意味も兼ねて、思い切って車を飛ばし、行って参りました。

合法的に、マスクを外して良くなった今、購入したまま開封していなかったチークと口紅を塗り、思いっきりお洒落をして、朝早くから出発。

服も何度も着替えて、服選びをしました。この時期は、服装に困りますよね。

うんとお洒落をしていたので、隣人のおば様に「あら、デート?」と言われ「そうです(大嘘)」と答えました(笑)

はい、大嘘です。遊覧船を乗りに、一人で行きました。いつも通りのお一人様です。ちいさな一人旅。

 

朝早くから、出発したのに到着したのは、九時ニ十五分。

お店に入ろうした瞬間、丁度二回目の運航を知らせるアナウンスが流れました。

次の遊覧船まで、待たないといけないな。取り敢えず、チケットだけでも買っておこう。と思い、チケット売り場でチケットを購入。大型船は1500円。

受け付けの方に「今日は風が強いので、途中で引き返すかもしれません。その際には、返金致しますので、レシートをお持ちください」と言われ、まさかの遊覧船へ案内される。

ぎりぎりで乗せていただけました。次の遊覧船へ乗るつもりだったので、二回目の運航に受け付けくださるとは…ありがとうございます。

受け付けの方に説明されたように、遊覧船の上は風が強くて凄く寒い。もっと厚着すれば良かった。

せっかくセットした髪も、風によって、しっちゃかめっちゃか。

船頭さんからも「風が強いので、途中で引き返すかもしれません」と説明を受け、強風の中での出航。

 

蒲生川を下り、網代港を通過して海へ。

風が強いので、遊覧船が凄く揺れていました。

白粉の断崖と呼ばれる断崖が見えてくる。

右の穴がある岩は、海賊穴。

昔、この辺りにいた海賊が、ねぐらにしていたといわれる洞穴です。入り口は狭く、奥行は50m。

真ん中は、千貫松島。

岩の上には松が生えていて、鳥取城城主が「我が庭にこの岩と松と周辺の風景を完全に再現したら銀千貫与えよう」と言われた事から、千貫松島という名前になったそうです。

そして、左の断崖は白粉の断崖。

白粉を塗ったような白い部分は、野生の鵜の糞らしいです。

こちらの海域の海面は透明度が高く、深いエメラルドグリーンが、とても綺麗でした。波も穏やか。

 

エメラルドグリーンの海域を進むと、波が高くなって、揺れが激しくなりました。

 

強い風に煽られた荒々しい波が、岩に打ち付けられ、砕け散る。

この荒々しい風景も、風が強い日にしか見れない光景なので、ある意味、貴重な体験をさせていただいたのかも…。

とても激しい波。

 

断崖に挟まれた海岸が、ひっそりとした隠れ場みたいで、何だか素敵。

鴨ヶ磯?という場所らしいです。

右側にある洞窟は、イワツバメ洞門。

奥にあるのは、クロサギが毎年巣をつくっている洞窟。毎年、ここから雛が旅立っていくそうです。

観音浦。

千二百年前、入江の中の小島から黄金の観音像が見つかったことから、観音浦と名づけられたそうです。

 

どんどん激しくなる海。

ここから先は、もっと激しくなるとの事で、船頭さんから「お一人でも不安な方がいらっしゃったら、すぐに引き返します」と言われ、皆「行きたい」と答えたので、このまま進む事に。

しかし、少し進んだところで、船頭さんに「風が強いので、ここから先に進むのは危険と判断しましたので、引き返します」と説明されて、途中で引き返すことになりました。

「これ以上進むと、この航海を後悔する事になります」という、ユーモアなギャグで場を和ませる船頭さん。

引き返す事になったのは残念ですが、安全第一ですよね。仕方がない。

 

行きも帰りも、鳥取砂丘が見えたのですが、揺れにより写真撮影を失敗しました。ブレブレで(笑)

船頭さんが、鳥取砂丘と特産の砂丘らっきょうの話をしてくださいました。

らっきょうって、水溶性食物繊維が豊富に含まれていて、ダイエット効果があるとの事。身体に良いとは知っていましたが…これは、らっきょうを食べなくては!!

光が当たり、きらめく海面。

綺麗だったので、撮影しました。

 

強風の為、半分の時間の航海になってしまい、受け付けで1500円の半分、750円を返金していただいた後、遊覧船の乗り場の右隣の港カフェという場所で、モーニングを食べました。

お店全体が木の造りで、まるで海の家のような雰囲気のカフェです。メニュー表も海を感じさせる写真立てになっていてお洒落。

私が注文したのは、砂丘らっきょうタルタルチーズトースト。ドリンク付きで、650円。

珈琲、ココア、オレンジジュース、紅茶、白バラ牛乳が選択できて、私はココアを注文しました。珈琲にしようかと思っていたのですが、トイレに行きたくなるので、ホットココアに。

砂丘らっきょうタルタルソースは、らっきょうがシャキシャキしていて、凄く美味しかったです。チーズとの相性も抜群!

らっきょうは、ダイエット効果があるとの事ですが、こってりとした重いタルタルソースに、ダイエット効果はあるのでしょうか…。

それはさて置き、砂丘らっきょうタルタルソース…凄く美味でした!!

 

砂丘らっきょうタルタルソースは、左側にある、らっきょう屋で販売しているそうですが…リピートしたくなるので、諦めました。

ネット販売はしてないようですし、通うのには遠すぎる。こういう、こってりとした食品って、何故かクセになってしまうのです。

後、乗り場の中にある、あじろやという海鮮が食べられる飲食店があるのですが、こちらも金銭面により諦めました。

海鮮丼が食べたかった。税込みで2000円…今月は、コナンの映画を観に行くので、お金は残しておかなくては。

デラックス海鮮丼も美味しそう。

お店の前に、メニューの看板が置いてあるので、一つ一つお料理の値段を見ては諦める。嗚呼…手が届かない…。

しかし、ここに来たら絶対に食べたい物が…それは、イカスミソフトです。

リニューアルしたそうで、以前食べたイカスミソフトとは、少し違っていました。

この写真は、以前食べたイカスミソフトです。

こちらは、すっきりとしたスマートな見た目ですが、リニューアルされたイカスミソフトは、重くてどっしりとした雰囲気。コーンもイカスミで真っ黒に。

作ってくださった方が、形を作るのに少し失敗してしまったらしく、コーンからはみ出たので、スプーンを渡してくださいました。

真っ黒ですが、味は普通のバニラ味。イカスミの味はしませんでした。コーンからは、少し感じたかな。

スプーンをくださったおかげで、口の周りが、真っ黒にならずにすみました。イカスミソフトを食べると、必ず口の周りが真っ黒になります。でも、美味しい。

 

強風の為…遊覧船がコースを最後まで、巡れなかったので、また行きたいな。

小型船も乗ってみたい。小型船は洞窟の中も通るので、大型船より値段が高いのです。

後、グラスボートも!

まだまだ、浦富海岸・島めぐりを楽しみたい。機会があれば、必ず行きます。