※この話は全て実話です。
こんな人、本当にいるのかよ?と、思われるかもしれませんが実話です。
私の妄想なら、どれだけ幸せかっ!!
実際にいるんです。異次元の思考回路を持った人間が…。
先日、親戚が山から採れた、たけのこを持ってきてくれました。
その際、トイレを貸して。と言われ、家にあげたのですが…トイレから戻ってきた親戚が、私に放った衝撃の一言。
「シャワーヘッド変えた?」
…?
どうやら、親戚はトイレを済ませた後に、浴室を覗いて、シャワーヘッドを見たようですね。
ほんと、嫌。
浴室を覗いて、どうするの?
何か面白いのやら。
意味が分かりません。
親戚の意味が分からない行動は、まだ続きがあります。
何と、私の寝室の押し入れが、少し開いていたのです。ほんの少しだけ。
押入れの中には、布団しか入っていません。
私の寝室は、和室でして…敷布団で寝ています。
畳の匂いが好き。
何より、和室は落ち落ち着く。
ベットも考えたのですが、やはり、畳と近い敷布団が一番しっくりくる。
そんな訳で、押入れには敷布団しか入っていないのです。
ちゃんと押入れを閉めたのに…おおぅ、怖過ぎる。
敷布団しか入っていない押入れを見て、何が面白いの?
何、敷布団が見たかったの?
異次元の思考回路…ワオ!クレイジー!!
もしかしたら、単に私が閉め忘れたのかもしれませんが…突然の「シャワーヘッド変えた?」発言をされてしまったので、ついつい疑ってしまう…。
トイレ長くない?って思っていたけれど…まさか、ここまでとはな…。
あまりにも恐ろしかったので、何が防犯ができないか…と、ホームセンターを物色。
でも、殆どがドアに取り付ける物ばかりで、鍵付きなのは高価だし…襖に取り付けれる物はあるのだろうか。
何がないものかと、色々と探してようやく発見。
サッシ用の補助錠です。
これしかなかった。
でも、これ鍵付きですから!!
サッシ用で大丈夫なのかと思いつつ、帰宅後、設置してみる。
予想した通り…固定できない!!
まあ、サッシ用ですからね。
一様取り付けれるのは、取り付けれるのですが、少し動かしただけで、直ぐに外れてしまう。
これでは、防犯にならないので、考えました。
考えた結果。
襖を左右逆にしました。
そしたら、少しスペースができるので、そこに設置。
補助錠も、説明書には鍵が付いている部分を、手前で固定している写真が載っていましたが、そちらも逆にしました。
そしたら、なんと…きちんと固定できました!!
やったー!!
鍵付きだし、これで一安心。と…言っても、完全な防犯にはなりません。
襖って、取り外し可能ですからね。
後、あくまでサッシ用なので、力の強い人だと簡単に突破されそう。
しかし、そこまでして寝室に入ろうとするとか、もはや、泥棒目的としか…。
盗む物なんてないからな。
お金になるような物は、この家にはありません!!
完全な防犯にはなりませんが【入らないでください!】【入られたくないです!】という、意思表示はできると思っています。
そして、無理矢理こじ開けると、補助錠がズレるので、入ったかどうか直ぐに分かる。
とにかく、意思表示にはなると思います。むしろ、それが目的。
今後も、関係を続けていかなければならない親戚…当たり障りなく、やんわりとした拒絶。それが、意思表示。
本心は、怒鳴り散らしてやりたいけど、あくまで、穏便に【やめてください】という、意思表示をする。
親戚がいつ来てもいいように、寝室に限らず家中の扉を施錠しておこう。
サッシ用だけど、きちんと鍵をかけれるので、買い足しとかないと。
ちなみに、異次元の思考回路を持っている親戚は、無断で冷蔵庫を開け【ごっくん馬路村】を持って帰りました。
ワオ!クレイジー!!
最後の一本だったのに…絶対に許さん。
あ、たけのこは煮物にしました。